山火事は貴重な森林を一瞬のうちに焼失させる災害

 春の野山は乾燥、強風等の気象条件により、山の枯れ草や落ち葉が燃えやすくなっていることに加え、果樹剪定枝の焼却や畑の枯草焼き等、農作業による火の取扱いが増加する時期です。

 原野火災や山火事は、枯草焼きや野焼き、たばこの吸い殻等の火の不始末など、ちょっとした不注意から延焼し発生します。

 森林は、木材生産だけではなく、生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養の場の提供などの極めて多くの多面的機能を有しており、私たちの生活と深くかかわっています。

 山火事が一旦発生すると消火は簡単ではなく、森林の多面的機能が失われ、その回復には長い年月と多くの労力を要することから、以下の事項を遵守してください。

 1 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。特に枯れ草や落ち葉等の近くでは行わないこと。

 2 やむを得ずたき火等火気を使用する場合は、消火用の水等を必ず準備するとともに、その場を離れないこと。

 3 たき火等火気の使用後は、完全に消火すること。なお、炎が見えなくなっても火種が残っていることがあるので、十分に確認すること。

 4 たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てはしないこと。

 5 火遊びはしないこと。また、させないこと。

 6 火入れを行う際は町長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火対策を講じること。

晴れた朝は火を使わない.pdf [ 559 KB pdfファイル]

問い合わせ先 
 田子町役場産業振興課 

  電話:0179-32-3111(代表)