田子神楽
呼 び 方:たっこかぐら
種 別:県無形民俗文化財
選定年月日:1961.01.14(昭和36.01.14)
保 護 団 体:田子神楽保存会
解説:旧正月元旦から八坂神社氏子と旧家を「舞立ち」といって春祈祷に回り、旧7月16・17両日は同じく秋祈祷で回る。山伏神楽16番を演ずる。獅子頭を奉ずる権現舞を基本に、番楽・鶏舞・念寿・桜子・八島・曽我兄弟などがある。春祈祷で各家を回るときは、太刀・棒・長刀などを持つ「七つもの」の行列で祓い清める。はやしは笛・太鼓・手びらがねで数人ずつである。
江戸時代初期、田子の修験大法院は南部藩御用神楽を務め、正月16日盛岡城に登城して神楽祈祷を行った。一時衰え、その後池田文左衛門が岩手から獅子舞を移し、その弟子由蔵が伝えたのが今の田子神楽だという。明治以後は、八坂神社の氏子たちが伝承してきた。(青森県HPより転載)
登録日: 2015年2月3日 /
更新日: 2016年3月11日