こちらのページは、農地の所有者及び農業経営者が活用できる事業の紹介ページです。ぜひご覧ください。

 

 【 農地の所有者のみなさま 】

   現在耕作していない農地はありませんか?

   耕作しておらず、誰かに貸したいと思っている農地はありませんか?

 

 【 農業経営者のみなさま 】

   経営規模の拡大をしたいと思っている方はおりませんか?

   農地の集積・集約をしたいと思っている方はおりませんか?

 

 その悩みを農地中間管理事業を活用して解決してみませんか?

 

農地中間管理事業とは? 

 全国で実施している事業です。

 公益社団法人あおもり農業支援センター(青森県農地中間管理機構)では、平成26年3月19日に県から農地中間管理機構の指定を受け、農地中間管理事業を実施しております。

 この事業は、農業経営の規模縮小やリタイアする方(以下、「出し手農家」という。)が所有する農地で、貸し出したいという意向がある農地を機構(支援センター)が借り入れ、経営規模の拡大や農地の集積・集約をしたいと思っている農家(以下、「受け手農家」という。)に貸し付けるものです。 

事業の手続き、流れについて

 事業活用を希望する方の手続きは、下記のとおりです。

  1 ◎ 貸出希望の農地がある出し手農家及び借受希望の受け手農家は、それぞれ役場産業振興課で申込書を

     記入する。

  2   貸出希望のあった農地で、当該農地の借受希望者が現れた場合、出し手農家に対しその旨連絡する。

  3 ◎ 出し手農家及び受け手農家の両者が、貸借期間や貸借種類(使用貸借又は賃貸借)の協議をする。

  4   貸借期間等が決まった場合、役場担当課が契約書(促進計画)を作成し、両者に確認・押印してもら

     う。

  5   農業委員会の総会や機構への提出、町での広告等を経て、貸借の許可が出る。 

  ※◎は両者共通の手続き、それ以外は役場担当課の手続き等

  ※上記手続き、流れは一般的なものであり、すべての手続きが完了し貸借の許可が出るまでは、2~3ヶ月

   程度かかりますのでご了承ください。

  ※出し手農家及び受け手農家同士で、貸借農地、貸借期間、貸借種類等の事柄を決めた状態で役場担当課

   へご相談いただければ、手続きがスムーズに行えます。

  ※貸出希望の農地を申込しても、必ずしも担い手農家(受け手農家)が見つかるとは限りませんのでご了

   承ください。

  ※担い手農家が見つからなくても、貸出希望農地の申込・登録だけでもしたいという方は、町農業委員会

   が実施する「農地バンク事業」もご覧ください。

事業活用のメリット・デメリット

 本事業を活用することで、下記のようなメリット・デメリットがあります。

 このほかの留意事項として、賃貸借の場合、出し手農家・受け手農家それぞれから賃料の0.5%(消費税等別途)の手数料をいただくこととなります。

 

  メリット

デメリット

出し手農家  

・複数年の貸借契約をすると、毎年

 の特定農作業受委託契約の手続き

 が不要になり、手間がなくなる。

・賃貸借の場合、指定された口座に

 機構から確実に賃料が振り込まれ

 る。

・貸借期間が終了すれば、その農地

 は出し手農家に確実に戻ってく

 る。

・所有する全農地(10a未満の自作

 地を除く)を10年以上貸し付けた

 場合、一定期間固定資産税が軽減

 される。

・貸し付けた農地が、地域全体で一

 定の要件を満たすことで「機構集

 積協力金」を受けることができ

 る。

・担い手農家が必ず見つかるとは限

 らないため、見つかるまでは、自

 分で維持管理をする必要がある。

受け手農家    

・農地の集積・集約化が図れる。

・複数年の貸借契約をすると、毎年

 の特定農作業受委託契約の手続き

 が不要になり、手間がなくなる。

・賃貸借の場合、複数人からの借受

 であっても、賃料の支払い先は機

 構のみとなるため、支払い手続き

 が簡素化される。

デメリットを見つけることはできま

せんでした。

 

機構集積協力金とは?

 農地中間管理機構に農地を貸し付け、一定の要件を満たした場合、地域に対し協力金が交付されます。

 機構集積協力金には、次の2種類があります。

  1 地域集積協力金

   農地中間管理機構を活用して、担い手への農地の集積・集約化に取り組む『地域』に対して支払われる

  協力金

  2 集約化奨励金

   農地中間管理機構からの転貸又は機構を通じた農作業受託により、農地の集約化に取り組む『地域』、

  又は集約化の取り組みに併せ、受け手が位置付けられていない農地を集約化し当該農地を引き受けやすく

  する取り組みに対して支払われる奨励金

 

 詳しくは、機構集積協力金チラシ.pdfをご覧ください。

これまでの事業実績

 事業開始した平成26年度からの当町の事業活用実績は、下記のとおりです。

 農地中間管理事業活用実績(年度別・地域別集積面積等).pdf

問い合わせ先・申込先

 詳細については、田子町役場産業振興課又は青森県農地中間管理機構へお問い合わせください。

  田子町役場産業振興課 1次産業戦略推進グループ ☎0179-20-7116

  青森県農地中間管理機構((公社)あおもり農業支援センター) ☎017-773-3131

 併せて、下記リンクもご覧ください。

  公益社団法人あおもり農業支援センター

  農林水産省:農地中間管理機構