田子町議会の取り組みについて


平成16年1月26日に全議員(16人)で構成し、県境不法投棄事案の早期解決を図るための調査・研究を目的とした「県境不法投棄事案に係る調査特別委員会」を設置しました。今後全量撤去を確実に実現するための方法としての現地処理施設整備の検討を中心に、風評被害対策や地域振興対策の在り方について検討しています。

平成16年1月26日及び2月4日
田子町県境不法投棄原状回復調査協議会委員との懇話会実施
平成16年2月12日
 田子町とともに、青森県知事に対して、「廃棄物及び汚染土壌の全量撤去を実現するための手法についての田子町の考え方」に基づき、廃棄物及び汚染土壌を安全なレベルで前処理・中間処理を行う施設を現地に整備した上で減容・減量化し、その全量を搬出撤去処理する手法でもって全量撤去の実現を図ること、及び風評被害対策・地域振興対策を求める要望書を提出しました。
平成16年3月12日
 青森県が設置・稼働開始した浸出水の仮設浄化プラント及び工事実施中の表面遮水工などについて、現地調査を行いました。
平成16年8月26日
 全量撤去を実現するため、現地処理施設の必要性・可否などを検討するために、民間企業から企画提案を募集し、原状回復の在り方を議論することとしました。
平成16年11月5日
 民間企業からの企画提案を4社に絞り込んだ専門家の審査を経た結果から、今後の町の進め方として不法投棄廃棄物等の全量撤去の実現に向けて現地処理施設建設を推進していくことの意見集約がなされました。
平成16年12月6日
 これまでの田子町県境不法投棄原状回復調査協議会における協議・議論により意見は出尽くしており、一本化とはなっていないが、町当局との相談の結果、廃棄物などの全量撤去による原状回復を確実にするため及び環境再生を含めた田子町の将来を考える上で、現地中間処理施設の建設のための検討を開始することは早急に必要との観点から、町として現地中間処理施設の検討を進めることを再確認しました。
 また、青森県の全量撤去の方針には変更のないこと及び現時点での撤去した廃棄物の処理施設の確保についての方策等の青森県の考え方については、議会として随時お尋ねしていくこととしました。
平成18年 5月10日
 田子町とともに青森県知事に対して、平成24年度までの実施計画期間中に確実に廃棄物等の全量撤去を終了させるよう要望書 [158KB pdfファイル]を提出しました。(青森県の回答はこちら [545KB pdfファイル]
平成20年6月12日
 不法投棄現場及び青森県が稼働中の浸出水処理施設、廃棄物の最終処分場である三戸ウェイストパークについて現地調査を行いました。
平成21年6月23日
 
不法投棄現場及び廃棄物の撤去完了後の地山(F地区)の調査及びコンクリート塊の現地調査を行いました。
平成21年12月11日
 
不法投棄現場及び廃棄物の撤去完了後の地山露出箇所について現地調査を行いました。
平成22年8月18日
 
当町側現場の不法投棄廃棄物の総量推計量が当初より99.9万トンから124.5万トンへ増加したことに伴い、県庁県境再生対策室へ訪問し、総量が増加となった経緯の確認、全量撤去の実現に向けた要望を行いました。
平成22年8月18日
町長と町議会議長との連名で青森県知事に対して要望書 [84KB pdfファイル]を提出しました。(青森県の回答はこちら [99KB pdfファイル]